障害のある作家のアート作品を商品化している岩手県盛岡市の「ヘラルボニー」の代表が、7月29日に達増知事を訪ね、世界の革新的な企業をたたえるアワードで日本初となる受賞を果たした喜びを報告しました。
29日はヘラルボニーの松田文登Co-CEOが、受賞のトロフィーを手に達増知事を訪ねました。
ヘラルボニーは2024年5月にフランスの高級ブランド大手「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」(LVMH)主催の革新的な企業を評価するアワードで、日本で初めてグランプリに次ぐ「カテゴリ賞」を受賞しました。
受賞したのは多様性などの部門の賞で、障害のある作家のアート作品を商品化し、ビジネスチャンスを生み出している点が評価されました。
29日は松田Co-CEOが岩手県からの本格的な海外進出に意欲を示したのに対し、達増知事は受賞をたたえ「県内企業の先頭を切っていってほしい」と激励しました。
ヘラルボニー 松田文登Co-CEO
「世界の作家との連携が強く加速しているので、色々な人たちが一歩踏み出しやすい土壌をヘラルボニーを通じて表現していきたい」
ヘラルボニーは受賞の特典として9月からパリのオフィスに入居し、「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」の専門家のサポートを1年間受けることになっています。
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