大阪の玄関口で山陰の食と文化を発信します。島根・鳥取両県の特産品を販売するアンテナショップが、JR大阪駅と直結する商業施設内に7月31日にオープンすることになり、29日に内覧会がありました。

作野俊介記者:
こちらが新たに大阪にできた山陰のアンテナショップです。目印はあの大きなしめ縄です。

JR大阪駅の西側に誕生した大型複合ビル「JPタワー大阪」。この地下1階から6階に、31日にオープンする「KITTE大阪」には、全国から100以上の飲食店や販売店が並びます。店内には、全国各地のアンテナショップも集結。このうち2階にあるのが、山陰のアンテナショップ「出雲しめなわや」です。
因幡の白うさぎをイメージしたショップのマスコットである巨大な「ゆるうさぎ」が目を引きます。そして巨大なしめ縄が出迎えてくれます。
シンボルマークのしめ縄は幅4.5メートル、重さ200キロ。出雲大社神楽殿のしめ縄を製作する飯南町の「大しめなわ創作館」が手がけました。

巨大すぎるため、搬入にも一苦労。6月下旬の深夜に大人10人がかりで運び込みました。もちろん外観や内装だけでなく、販売する品物もこだわっています。
宍道湖のシジミに浜田のノドグロ、赤天にアゴのやきのほか、鳥取の白バラ牛乳のお菓子など、まさに山陰の自慢の逸品が並びます。

さらに、ショップオリジナルの「ゆるうさぎ」をデザインしたスイーツなど約500アイテムを取り揃えました。

作野俊介記者:
店内には、出雲そばのようにメジャーなものから、島根のソウルフード「バラパン」などもあります。

またたたら製鉄で作られた包丁や鉄器、郷土玩具なども販売。山陰の魅力を存分に味わえるショップとなっています。

たなべたたらの里 たたら事業部・井上裕司部長:
大阪・関西万博などもあるので、この大阪の元気を山陰にも広げられるようにやっていきたい。我々の地域の良いものをたくさんこの場所で表現していきたい。

大阪の玄関口で山陰の魅力を発信し、新たなご縁を生み出すショップへ。グランドオープンは7月31日です。

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