インバウンド客の増加や物価上昇などの影響で宿泊料が高騰。
旅行離れが加速する中、改めて注目されているのが、定額制の宿泊サービス「ホテルサブスク」です。
中でも今回、アルファプラスが注目したのは、東急株式会社が運営する「TsugiTsugi(ツギツギ)」。
2023年5月、正式に事業化し、わずか1年ほどで会員数は8万5000人に。
今、急成長を続けています。
東急株式会社TsugiTsugi代表・川元一峰さん:
ホテルとか宿泊施設は曜日によってボラティリティ(稼働率の差)があり、なかなか平日は埋まりにくい。日曜日から木曜日のチェックインを推奨して、お得にお泊まりいただける仕組みを提供させていただいています。
「TsugiTsugi」では月2泊から30泊までのプランがあり、どのプランでも同伴者が1人無料。
2泊プランの場合、実質1人1泊6000円以下で宿泊することができます。
宿泊可能施設は東急グループのホテルをはじめ、全国200カ所以上。
例えば「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」は、多摩川越しに羽田空港が見え、眺望抜群。
都心近くにありながらゆったりとしたコワーキングスペースや、大浴場も完備されているアーバンリゾートホテルです。
また「渋谷ストリームホテル」は、渋谷駅直結で利便性が高く、外国人観光客からも大人気のホテル。
こうした都市部の人気ホテルだけでなく、全国各地のリゾートホテルや温泉旅館、さらにはグランピング施設など、さまざまな宿泊施設を定額で利用できます。
現在、会員の約8割が仕事をしながらワーケーションなどで利用しているという「TsugiTsugi」ですが、ライフスタイルに合わせ、より多くの人に旅行を楽しんでもらいたいといいます。
東急株式会社TsugiTsugi代表・川元一峰さん:
出控えといいますか、長距離の移動を諦めてしまうような方が行ったことないところにまずは出掛けていただけるような、そんなサービスとして多くのお客さまにご利用いただきたい。
6月4日から、交通5社が連携し「九州・沖縄オフピーク旅促進プロジェクト」を開始。
割引やキャンペーンを行い、オフピークに手ごろな価格で旅行してもらうことで、満足度を高め、再訪客を増やしたい考えです。
東急株式会社TsugiTsugi代表・川元一峰さん:
「平日に旅行してみるってとてもいい体験だね」と。「じゃあ次もそうしてみようかな」みたいなお客さまを増やすことで、われわれ観光事業者もそうですし、受け入れてくださる地域の方、両方ともがウィンウィンになり、ユーザーさん自身もより楽しい旅行をご体験いただける。
この夏、旅行を諦めずにホテルサブスクを活用してお得に旅をするのも一つの手かもしれません。
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