今年の夏休みのレジャーですが、一世帯あたりの予算が新型コロナが流行する以前の水準に戻ってきました。ただ、節約傾向という面も増えているようです。

■平均予算は8万円 夏休みのレジャー 節約傾向?

高柳光希キャスター:
2024年の夏休みのレジャーの傾向についてお伝えします。

明治安田生命の調査によりますと、夏休みの平均予算は約8万3000円ほど、2023年と比べると1万円ほど上がっています。

夏休みのレジャーについて、2024年は「節約傾向」という面もあるそうです。

▼夏休みの予算は? ※明治安田生命「夏に関するアンケート調査」
 増やす人:16.0%(去年比 0.6%↓)
最も多かった理由は「旅行に行くため」→消費

 減らす人:20.0%(去年比 5.0%↑)
物価高騰で家計が厳しくなったため→節約

▼消費と節約の傾向は?
(航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏によると)
消費:“大谷翔平”MLB観戦、オリンピック観戦、沖縄旅行
節約:一泊二日程度の旅行、日帰りバスツアー→近場が人気

高柳光希キャスター:
消費する人は、単価が上がっているので、消費が拡大し、節約する人には近場が人気のようです。

上村彩子キャスター:
二極化が進んでいるんですね。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
お金の問題だけじゃなくて、かなり暑くなってきて、出かけることを億劫に思う人も居ると思います。僕はなかなか遊べていないので、城に行くぐらいです。

■注目の「避暑地」「無料」スポット 五輪観戦で旅行減少

高柳光希キャスター:
今はなかなか海外旅行などに行けないと思う人も多いかもしれませんが、鳥海さんによると、実はオリンピック開催期間はテレビ観戦が増えるということで、旅行をする人が減るそうです。旅行をするなら今がチャンスだということです。

▼鳥海氏 オススメの避暑地スポットは?
山梨・北杜市 清里テラス(標高1900mからの絶景)
…東京から車で2時間

7月26日・日中の気温:24℃
…20℃を下回ることも(東京・4~5月並みの気温)

晴れていると「八ヶ岳ブルー」と「富士山」の絶景が望め、無料で使えるソファでリラックスすることもできます。

南波雅俊キャスター:
私も清里には行ったことがあります。大学生になったときに、学校のイベントで交流会があって行きました。行ったときは春でしたが涼しくて、気候も良かったです。夏に行くのはすごく良いと思います。

高柳キャスター:
そしてもう一つ紹介します。次は無料スポットです。
「じゃらん」の「もう一度利用したい道の駅ランキング2024」1位になった群馬県・川場村「道の駅 川場田園プラザ」です。東京からは車で2時間半ほどです。

子供向けの無料で楽しめるアクティビティがたくさんありますが、なかでも人気なのがブルーベリーの摘み取り無料体験(持ち帰り禁止 予定より早く終了の場合もあり)。

8月初旬までがブルーベリーの旬で、園内に約5000株あって、受付などもなく、ブルーベリーを摘み取って食べることができるスポットです。
都内だとなかなかお金がかかりますが、無料の体験が家族でも楽しめます。

歴史・時代小説家 今村さん:
5000株のイメージはできないがすごいと思います。

南波キャスター:
摘み取りではなかったですが、私も特集コーナーで道の駅の「桃の食べ放題」に行った。道の駅も今いろいろできるのでおすすめです。

上村キャスター:
オリンピックがこれから始まるので、家で観戦している人はなかなか出かけないかもしれないですが、穴場スポットに行きたいですね。

歴史・時代小説家 今村さん:
お子さんが行きたいところとかいっぱいあると思うので、この機会に思い出を作るのは良いと思います。

南波キャスター:
今村さんはここに行ってよかったと思う場所はありますか?

歴史・時代小説家 今村さん:
メジャーですけど、姫路城とか熊本城。城はまずメジャーなところから始めましょう。
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<プロフィール>
今村翔吾さん
「塞王の楯」で第166回直木賞 受賞
歴史・時代小説家
30歳までダンス

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