愛媛県松山市で焼き鳥をメインに提供していた居酒屋「鈴木」が、自己破産申請の準備に入ったことが19日に分かりました。負債は約2億円と見られています。現在は別の法人が経営を受け継ぎ、営業しているということです。
自己破産申請の準備に入ったのは、松山市御宝町の居酒屋「鈴木」です。帝国データバンク松山支店によりますと鈴木は2007年12月に創業。松山市中心部の繁華街やビジネス街へ居酒屋をチェーン展開し2018年には4店舗を展開し、焼き鳥をメインに魚介類や牛・豚の肉を使ったメニューを提供していました。また自社ビルも購入し貸事務所も展開するなど2018年の売り上げはピークの約2億円に上っていました。
しかしコロナ禍のため景気が急変。国や自治体の支援や不動産の売却などで凌ぎ事業を続けていたものの、回復のペースは鈍く金融の返済が重荷になり経営が行き詰まりました。このため去年1月30日までに事業を停止し自己破産申請の準備に入ったとしています。負債は約2億円と見られています。
現在は別の法人が経営を受け継ぎ、営業しているということです。
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