緊迫した中東情勢を受け、19日の日経平均株価は1000円以上値を下げて取引を終えました。下げ幅が1000円を超えるのは約3年ぶりです。
19日の東京株式市場日経平均株価は取引開始から大きく値下がりして一時、1300円以上、下落しました。
18日のニューヨーク市場が値下がりした流れを受けたほか、午前10時すぎにイスラエルによるイランへの攻撃が報道されると下落の勢いがさらに加速しました。
午後になって下げ幅は狭まったものの、終値は18日より1011円安い3万7068円でした。
下げ幅が1000円を超えるのは2021年2月26日以来、3年2カ月ぶりです。
原油価格も一時大きく上昇するなどリスクを回避する動きは市場全体に広がりました。
比較的、安全な資産とされる円も買われたことから、円相場は一時1ドル=153円台半ばまで円高が進みました。
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