笠岡市の家具販売業「家具のモリヤマ」が7月17日に岡山地方裁判所倉敷支部から破産開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べで分かりました。
東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、「家具のモリヤマ」は1962年創業の家具販売業で笠岡市富岡に店舗を構え、家具やインテリア等を販売、企業向けの営業も行い、1990年代後半から2000年にかけては年商1億円で推移していました。
しかし、大手量販店との競合激化は避けられず、その後、売り上げは減少、2018年6月期以降は4000万円台にとどまっていました。
商品在庫や不動産取得のための借入金は重く、採算面も厳しかったとみられ、2024年3月頃までに事業を停止していました。
負債総額は金融債務を中心に約9000万円とみられています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。