日本郵便は、昨年度の郵便事業の営業損益が896億円の赤字になったと発表しました。郵便物の減少を背景に、赤字幅は前の年度の4倍以上に拡大しました。
日本郵便によりますと、2023年度の手紙やはがきなど、郵便事業の営業損益は896億円の赤字でした。
赤字となるのは2年連続で、赤字額は前年度の4倍以上に拡大しました。
物流コストの増加に加え、インターネットやSNSの普及による郵便物の減少が主な要因で、特に2023年度の郵便物はピーク時のおよそ半分まで減少。
厳しい事業環境を踏まえ、日本郵便は10月に手紙やはがきの郵便料金を値上げしますが、2026年度には再び赤字に転落する見通しで、今後の郵便事業のあり方そのものが問われることになりそうです。
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