アサヒグループホールディングスは25日、日本料理店「なだ万」の運営会社の全株式を、9月1日までにONODERAグループに売却すると明らかにした。アサヒは外食事業から撤退することになる。

アサヒは「なだ万」を2014年に買収。その後、コロナ禍で外食の機会が減少するなど事業環境が悪化していた。

ONODERAグループは、寿司や天ぷらなど日本食店を3カ国に展開する。

2024年の豊洲市場の「初競り」では、1億円超えの一番マグロをマグロ専門の仲卸とともに競り落とし話題を呼んでいた。

アサヒは売却について「双方の企業価値向上につなげたい」とし、ONODERAは「190年以上続く歴史あるブランドを継承し、なだ万の高い知名度をさらに向上させていきたい」としている。

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