顧客企業の非公開情報をグループ内で無断で共有していた問題で、三菱UFJフィナンシャルグループは、亀澤社長ら幹部3人の報酬を減額する方針を固めたことがわかりました。
この問題は、三菱UFJフィナンシャルグループの銀行と2つの証券会社が顧客企業の同意なく非公開の情報を共有してはならない「ファイアウォール規制」に反したとして、金融庁から業務改善命令を受けたものです。
これをめぐり、三菱UFJは亀澤宏規社長のほか、金融庁から業務改善命令を受けた三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小林真社長の3人について、報酬を減額する方針を固めました。
三菱UFJは「ファイアウォール規制」の研修や、相談窓口を設置するなどの再発防止策を盛り込んだ業務改善計画をあすにも金融庁に提出することにしています。
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