山形市で自転車の盗難被害を防ごうと、警察と県警備業協会などが自転車にカギをかけるよう呼びかけた。

JR北山形駅で行われた「自転車盗難被害防止キャンペーン」には、自転車にカギをかけずに盗難被害にあうことを防ごうと、警察や県警備業協会など約10人が参加した。
自転車を利用する高校生などにティッシュを配布したり、防犯タグを貼り付けたりするなど、自転車にカギをかけるよう呼びかけた。

(山形警察署・藤田修平犯罪抑止対策係長)
「自転車利用をする場合には、短時間でも施錠を徹底してもらい二重ロック、定められた駐輪場に駐輪してもらうことを呼びかけていきたい」

警察によると、去年、県内での自転車の盗難被害は404件で、前の年と比べて76件増えた。このうちカギをかけていなかったのは299件で全体の74%を占めている。
また、今年の盗難被害は6月末現在で139件と、前の年から36件減ったものの、カギをかけていなかったのは101件で全体の72.7%を占め高止まりが続いている。

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