岡山市の両備グループが創業115周年を迎えるのを記念し、新しい時代に向けたプロジェクトを発表しました。先端機能を搭載したバスや115年に合わせた総額1億1500万円の出資で、社会不安の解決を目指します。

1910年、明治43年に岡山市東区西大寺から中区浜の11.5キロを結ぶ鉄道の運行会社としてスタートした両備グループ。「115」という数字に縁があるとして2025年7月に115周年を迎えるのに合わせて「想像もつかない世界へ」を合言葉に様々な取り組みを行います。

(平野桂子記者)
「その一つがこのバス。両備Gが初めて作ったキャラクター、Rちゃんがデザインされ車内はAI機能を搭載した」

人口知能AIで乗客の動きを把握し、車内の転倒事故を防止したり床に従来の2倍の衝撃を吸収する材料を導入して安全性を高めたりします。さらに・・・

(両備グループ 松田敏之プレジデント)
「1億1500万円を出資させていただく」

少子高齢化や災害の激甚化などあらゆる社会課題を解決するアイデアを広く募集し、最高1億1500万を出資するプロジェクトを発表しました。

(両備グループ 松田敏之プレジデント)
「きょうより明日がいい世界を作りたい。そのためには今の課題に向き合い解決していかなければならない。両備グループだけの力ではできないのでいろんな人と向き合い課題解決していきたい」

両備グループではこのほかにも夏休みの子供たちに向けたイベントなど様々なコンテンツで115周年を盛り上げたいとしています。

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