熊本市は市電の経営健全化を目指し、新たな運行法人『熊本市公共交通公社』を設立したと発表しました。
来年4月に上下分離方式の導入を目指す熊本市、今月1日付けで設立した『一般財団法人熊本市公共交通公社』は上の部分に当たるもので、市電の運行や車両管理など軌道運送事業を担い、下の部分、車両の購入などは熊本市が行います。
公社では、非正規雇用の乗務員を正規雇用として処遇を改善、現在勤務している正規職員が退職を迎えた後は公社で職員を雇用していくことで人件費を今よりも抑え、経営健全化を図ります。
一般の出資金に当たる出捐金は6400万円、熊本市は「来年4月、スムーズに上下分離へ移行できるよう取り組む」としています。
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