調査会社のインテージが、全国の15歳から79歳の男女5000人に実施した調査結果によると、2024年の夏休みにかける予算は、2023年に比べ約1600円減り、1人あたり平均5万8561円だった。予算が減った人の5割が、「物価高・円安」を理由に挙げた。

2023年に、前年比2.5倍と大きく増えた「海外旅行」に行く人は去年並みだったが、予算は約7万円減り、44万3058円だった。

旅行先には、円安の影響が少なく旅費が抑えられるアジア圏の国が増えた一方、航空代がかかるヨーロッパなど遠い国に行く人は減少した。

また、2024年の夏休みが猛暑だった場合について、40.8%が「外出を控える」と回答した。

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