兵庫県の斎藤知事がパワハラなどの疑惑を告発された問題で、贈答品を受けとったことを認めた県の幹部職員が、警察からの任意聴取を受けていたことが分かりました。

兵庫県の元西播磨県民局長(60)はことし3月、斎藤知事によるパワハラや贈答品をねだっているなどの疑惑を告発しましたが、県は「事実無根」として懲戒処分しました。

しかし、その後、告発文に書かれていたコーヒーメーカーの贈答について、産業労働部長(56)が企業から受け取っていたことを認めました。

関係者によると、警察は収賄罪の告発を受け、先月下旬、部長に任意で事情聴取したということですが、部長は17日に行われた委員会で、事実確認のためだったと説明しました。

【原田剛治産業労働部長】「警察関係者とお会いしたことは事実であります。犯罪の捜査のための取り調べを受けた事実はございません」

今月19日には、告発の真偽を確かめるための「百条委員会」が開かれます。

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