8月以降も営業を継続です。

佐世保市の百貨店「佐世保玉屋」の社長が会見を開き、今後の営業方針について説明しました。

創業から210年以上の歴史を持つ佐世保市の「佐世保玉屋」です。

建物の老朽化に伴う耐震化の必要性などから、7月31日に一時閉店することが報じられていました。

田中丸弘子 社長は会見を開き、今後の営業方針を説明しました。

田中丸弘子 社長
「7月以降も現在の佐世保玉屋の場所で引き続き営業を続けていく」

佐世保玉屋をめぐっては2028年、新しい商業施設として生まれ変わることを目指して、3年前に再開発の準備組合が設立されました。

老朽化した現在の建物に関して佐世保市はこれまでに耐震診断の結果を報告するよう、5回、命令を出しましたが、佐世保玉屋は耐震診断を行っていませんでした。

佐世保市に対し、佐世保玉屋は「再開発を進め、建て替えを視野に入れている」と伝えているということです。

田中丸弘子社長
「これからも皆さんの役に立てる玉屋として営業をさせていただきたい」

今後は営業スペースを縮小する方向で取引先や労働組合と協議を進め、営業を続けながら再開発を進めるとのことです。

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