関西空港と神戸空港で飛行機の発着回数を増やすため、新たな飛行ルートを導入することに、関西の自治体や経済界が合意しました。

15日、開かれた関西空港、伊丹空港、神戸空港のあり方を議論する「関西3空港懇談会」。

来年の大阪・関西万博などで、飛行機の利用の需要が増えると予想されていて、懇談会は、2030年をめどに3空港全体で、年間50万回まで発着枠を増やすことを、国に求めていました。

そのため国は去年、新たに、淡路島上空をこれまでより低い高度で飛ぶルートなどを提案。

地元自治体からは、飛行時間の制限などを求める声が上がり、懇談会は15日、騒音などに最大限の配慮を行うことを前提に、国が示した新たな飛行ルートに合意しました。

【大阪府・吉村洋文知事】「空港は非常に重要ですので、関空も神戸空港も伊丹も、空港が協力して大阪・関西の経済を強めていく」

早ければ、来年春から発着回数が増えます。

さらに、神戸空港では来年春に国際チャーター便の就航も予定されています。

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