13日にグランドオープンしたイオンのショッピングセンター「そよら福井開発」。3連休最終日の15日も大勢の人でにぎわっていました。ただ、オープンから3日が経ち課題も見えてきたようです。

13日、イオン空白県だった福井に47年ぶりの出店。店舗前には開店前から700人以上が並びました。

【リポート】
「今オープンしました。続々と客が訪れています」

【イオン記者会見】
「現在暮らしに求められるタイムパフォーマンスと時間消費、この2軸、2つのニーズに対応する都市型ショッピングセンターの要素を加え、今回北陸初のそよらを出店した。当社最新の業態を福井の客にもぜひ体感いただき、便利で快適な買い物体験を満喫いただきたい」

そよらは、生活に必要な商品やサービスがワンストップで揃い、日々忙しい人たちのためのコンパクトで利便性を重視した施設です。3連休最終日の15日も、食料品や生活用品を買い求める多くの客でにぎわっていました。

【利用客インタビュー】
「きょうくらいは空いているかなと思った。とてもよろしいですね。品物が豊富で」
「通路が広くていい。カートを持っていてもすれ違いが楽。2階にキッズスペースがあるので小さいお子さんの買い物にもいいと思う」

客足は好調。しかし想定外の動きもー

【原英人店長インタビュー】
「朝からたくさんのお客さんにご来店いただきまして想定以上で推移している。(他県と)大きく違うところが総菜のコーナー。あそこの商品の売れ行き、動き方が他県の新店とは大きく異なる。これが本当に想定外」

福井の特徴か、総菜が予想以上に売れ、客を待たせることもあったとのこと。
店側はオペレーションも含め、改善を図りたいとしています。

さらにこんな課題もー

【原英人店長インタビュー】
「駐車場でご迷惑をおかけしている」

駐車場に入ろうと並ぶ多くの車によって渋滞が発生し、近隣住民らの迷惑になっているということです。店側は渋滞が通勤時間に被らないよう、しばらくは開店時間を
通常の8時から9時に遅らせるなどの対応をとっています。

他にも休憩スペースの設置を求める声なども上がっているということです。

【原英人店長インタビュー】
「いつでもふらっと遊びに来ていただけるような店舗づくりを目指したい」

今後、利用者からの様々な要望や意見を参考に改善を図っていきたいとしています。

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