(ブルームバーグ): フェイスブックの親会社である米メタ・プラットフォームズは12日、トランプ前米大統領のアカウントに対する一連の制限を解除した。2024年の選挙を前に候補者らが平等に政治的な表現ができるようにする意図があるという。

  トランプ氏のフェイスブックとインスタグラムのアカウントは21年1月6日に連邦議会議事堂で起きた同氏支持者による暴動事件の後、2年間凍結されていた。メタは23年2月にトランプ氏のアカウントを復活させた際、同氏が「違反を繰り返せば罰則が強化され」、「1カ月から2年間の凍結措置」につながる可能性があるとしていた。今回の変更は、厳しい罰則の脅威が取り除かれたことを意味する。

  来週の共和党全国大会でトランプ氏は同党の大統領候補に正式に指名される見込み。制限解除はニュースサイトのアクシオスが先に報じた。

原題:Meta Removes Threat of ‘Heightened Penalties’ for Trump’s Pages(抜粋)

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