日銀が10日に発表した、企業間で取引されるモノの価格を示す6月の企業物価指数(速報値)は、2020年の平均を100とした水準で122.7でした。

前の年の同じ月と比べて2.9%の上昇で、7か月連続で過去最高を更新、40カ月連続のプラスとなりました。

政府が負担軽減策として支給していた電気・ガス料金の補助金を縮小したことや、ガソリン補助金の減少に伴う石油・石炭製品の価格上昇などが影響しました。

また、進行する円安の影響などもあり、輸入に関わる物価指数は契約通貨ベースで、前の年の同じ月と比べて0.3%上昇し、2023年3月以来のプラスとなりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。