水産業の担い手不足解消に向けた取り組みです。
7月8日、宮古水産高校の生徒などが水産業の魅力を内陸の中学生に伝える出前授業を開きました。
岩手県滝沢市の滝沢南中学校の3年生を対象に行われた出前授業は、内陸の中学生に水産業の魅力を知ってもらおうと県が4年前から毎年実施しています。
8日は宮古水産高校の3年生の菊池晃成さんと1年生の三浦慎太朗さんが講師を務めました。
2人は滝沢南中学校の出身でそれぞれ中学校時代に行われた出前授業がきっかけで魚や船に関心を持ち、宮古水産高校に進学したということです。
授業では2人がマグロのはえ縄漁で使う40メートルの釣り糸と針を見せるなどしながら水産業の魅力を紹介しました。
中学生たちは身近な先輩の話に聞き入り水産業への理解を深めた様子でした。
出前授業を受けた中学生は「人と接する仕事がしてみたいんですけど、魚とかの関係でも関わってみたいと思った」と感想を
宮古水産高校 菊池晃成さん(3年)
「水産業にもっと興味を持って、最初は簡単なところでいいんですけども漁業者や水産人になりたいと考えてもらえるとうれしい」
県では2024年10月にも滝沢市や矢巾町で出前授業を開く予定です。
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