先週、日経平均株価は、およそ3カ月ぶりに4万円台を回復。5日の終値は4万912円で、1週間で1000円以上値を上げました。
材料が乏しい中、再び4万円の大台に乗ったのは、市場で起きている「変化」が影響していると専門家は分析します。
マネックス証券 広木隆氏
「いろんな業種が物色されて、こういうのを“循環物色”という。前は半導体株が物色の柱で『一本足打法』ではないですけれど、半導体株中心の株式相場の上昇だったものが、主役が日替わりでかわる相場になってきた。『全員野球』というか、そういう感じに変わってきた」
日本株は、4万円台を維持できるのでしょうか?11日には、株価を左右するアメリカのCPI=消費者物価指数が発表されます。
広木氏
「市場予想通り、今回も鈍化になれば、物価の上昇率も3カ月連続で鈍り、懸念材料であったアメリカの労働市場の加熱感も収まってきているとなると、いよいよアメリカでの利下げが近い見通しになり、日本株にとっても今週は基本的に結構強いだろうと思います」
(「グッド!モーニング」2024年7月8日放送分より)
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