20年ぶりに発行された新紙幣。“7並び”のゾロ目を入手した人が登場する一方で、早くも高額転売が問題になっています。
■新紙幣を持っている人は?
各地で歓喜の声 この記事の写真各地で歓喜の声が上がった新紙幣の発行。あれから3日。街の人たちの手に、どれくらいいきわたっているのでしょうか?
街の人(50代)「持ってません」 街の人(20代)
「まだ持ってないです。めちゃめちゃ欲しいです」
「まあ、いつかは」
都内で50人以上に話を聞いたものの、持っている人はゼロ。かろうじて見つかったのは…。
街の人(20代)「パパが持っています。弟の結婚式で来週、そのために結構、仕入れた。銀行に並んで『2時間並んだ』みたいなことは(言っていた)」 SNS上では“レア”な新紙幣が…
一方、SNS上では“レア”な新紙幣が…。
7のゾロ目が投稿されたのは、手に入れたという新1万円札の写真。「記番号」と呼ばれる製造番号を見てみると、AAのアルファベットに続いて印字されていたのは、7のゾロ目!何とも縁起のいいこの紙幣、どれくらいの価値があるのでしょうか?
「買取 福ちゃん」市川太一査定士 「買取 福ちゃん」市川太一査定士
「すごくラッキーだなと思う。私自身がもしピン札できれいな状態で手に入ったとしたら、手放したくない。何よりもゾロ目で数字が7というのが、価値が高い。希少的な価値です。それはなかなか手に入らない」
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■早くも転売…オークションサイト注意喚起■早くも転売…オークションサイト注意喚起
過去には…ゾロ目の数字の中でも「7」は特に人気が高く、価値が上がりやすいといいます。実際、過去には7のゾロ目の5000円札が買い取り価格3万円と、6倍の値段がついたケースもあったということです。
では、今回の7のゾロ目の新1万円札の査定価格は…。
「6倍くらいの価値性」 市川査定士「今すぐだと相場が分かりにくいが、10年後20年後その1万円札も、6倍くらいの価値がつく可能性はある。希少価値は高いものなので、より時間をかけた方が値段は高くなりやすいと思う」 オークションサイト
こうしたなか、インターネット上では早くも転売の動きが見られました。
新千円札が3000円 新1万円札が1万2000円新千円札が3000円、新1万円札が1万2000円で出品されていました。こうした状況に対し、オークションサイトを運営する「LINEヤフー」は注意を呼び掛けています。
LINEヤフー「前提として現金についてはコレクション性・希少価値が認められるものを除き、出品禁止物の対象としています。新紙幣に関してもYahoo!オークションのガイドラインに則し、削除対応を随時行っています」
(「グッド!モーニング」2024年7月6日放送分より)
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