4日で5日連続の上昇となった日経平均株価。終値は4万913円と、およそ3カ月ぶりに史上最高値を更新しました。TOPIX(東証株価指数)もバブル期に付けていた史上最高値を34年半ぶりに更新しています。

大和証券 藤岡智男専務
「日経平均の高値更新というよりは、TOPIXの高値更新の方が象徴的な意味は大きい」

 東証に上場している225社の株価を基にした日経平均株価に対し、TOPIXの対象企業は2000社を超えています。それだけ「日本経済全体の姿を表している」というわけです。

 一方、3月に史上最高値を付けた後、3万8000円前後で足踏みを続けてきた日経平均株価ですが、再び上昇した背景には「これまでの半導体関連から主役の交代がある」といいます。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 
広木隆氏
「今回の相場の牽引(けんいん)役は何か。一つは銀行のような金融株です。日本の金利上昇を好感して買われ、銀行株を中心とした金融から、割安(バリュー)株全般へ買いが波及。4日の最高値更新になったと思う」

(「グッド!モーニング」2024年7月5日放送分より)

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