5月の家計調査結果が発表され、2人以上の世帯が消費に使った金額は1.8%減少しました。2か月ぶりのマイナスです。

総務省が発表した5月の家計調査によりますと、2人以上の世帯が消費に使った金額は29万328円となり、物価の変動を除いた実質で去年5月と比べて1.8%減少しました。マイナスになるのは2か月ぶりです。

大幅に減少したのは、▼天候不順で高騰しているキャベツやブロッコリー、それに、値上げが相次ぐ調理食品などで、「食料」全体で3.1%減少しました。

また、▼冷蔵庫や洗濯機などの家庭用耐久財は25.4%、▼携帯電話通信料は16.0%減少したほか、円安の影響で大型連休中の海外旅行は伸び悩み、▼外国パック旅行費は53.8%の減少でした。

物価高が長引くなか、家計が節約意識を強めていることが主な要因です。

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