コンビニ大手のセブン-イレブンが、焼き立てにこだわった配送サービスに参入です。

大きな配達リュックを背負った、セブン-イレブンのデリバリースタッフ。
運んできたのは…熱々のピザです。

セブン-イレブンが新たに始める、焼きたてピザの配送サービス。
味は2種類で、マルゲリータは780円(税込み)、照り焼きチキンが880円(税込み)、どちらも1人分から2人分のサイズです。

現時点では、東京や神奈川など約30店舗でテスト展開中。
8月からは北海道や九州エリアなど、全国約200店舗に拡大するといいます。

そして、気になる配達時間も自慢のポイント。
セブン-イレブン・ジャパンの由井大輔さんは「店内ほぼ全ての商品が最短20分、朝9時から夜23時までお届けができる」と話します。

アプリなどでピザの注文を受けると、すぐに店内のオーブンで焼き上げます。
焼き上がったアツアツのピザは、デリバリースタッフにより最短20分で自宅に届けられるというのです。

注文の時点で会計が終わること、また、自宅から一番近い距離のセブン-イレブンから配送することで、最短20分が可能になるといいます。

こうした高いハードルを設けてまで参入する狙いについて、由井さんは「2万店を超える在庫拠点(店舗)を考えたときに、これまで焼きたて熱々のピザを配達できなかったエリアでも、我々であれば提供できるところが1つ強みだと考えております」と語った。

セブン-イレブンによる焼き立てピザの20分配送について、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんは「ピザ専門店の場合であっても、基本的には30分設定になっている。(コンビニは)配達時間が短いと思う。近隣に作ってすぐに届けるという条件下であれば実現可能かなと思う」とみています。

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