(ブルームバーグ): 先週の米住宅ローン金利は再び7%を超えた。この影響で住宅購入のためのローン申請が減少した。

  全米抵当貸付銀行協会(MBA)の3日の発表によると、30年物固定住宅ローンの契約金利は6月28日終了週に10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、7.03%となった。上昇幅はこの2カ月余りで最大。5年物変動型住宅ローンも9bp上昇して6.38%と、3週間ぶりの高水準を記録した。

  住宅購入に向けた住宅ローン申請指数は3.3%低下し、5月末以来の下振れとなった。潜在的な住宅購入者がなお金利変化に敏感で、住宅市場の持続的な回復への道のりが険しいことを示唆している。

  購入と借り換えを含めた全体の住宅ローン申請指数は2.6%低下した。借り換え申請の指数は3週連続で落ち込んだ。

原題:US Mortgage Rates Push Back Above 7%, Slowing Financing Activity(抜粋)

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