およそ20年ぶりとなる新しい紙幣の発行が3日から始まりました。埼玉県内の銀行では両替が始まっています。

 (経済部・進藤潤耶報告)
 こちらでは、30分ほど前に新紙幣への両替が始まったのですが、ATM前は大行列です。

午前7時半から待つ客
「生きているうちに何回かしか来ないと思うので、この機会を逃すまいと、いの一番に駆けつけました」

 埼玉りそな銀行では、3日は県内のおよそ100店舗で事前に両替予約をした人を対象に、特別な「記念封筒」を用意しています。2万円ほど両替してもらったのですが、例えば、1万円札と5千円札、千円札5枚といった組み合わせで両替などもしてくれるそうです。

 およそ20年ぶりに紙幣のデザインが刷新されたわけですが、一方で、これまでの紙幣も引き続き使用できます。

 政府も、「これまでのものが使えなくなるといった詐欺行為にはくれぐれも注意してほしい」と呼び掛けています。

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