2日の日経平均株価は、前の日の終値から87円値を下げて寄り付くと、午前10時前にプラスに転じます。

 激しい値動きが続きましたが、午後1時半ごろ4万円を超えると、勢いそのままに一時4万113円まで値を上げました。

 終値は、前の日より443円高い4万74円で3日続伸。およそ3カ月ぶりに4万円の大台を回復しました。

 特に相場を押し上げたのは、メガバンクなどの金融株です。

マネックス証券
広木隆氏
「国内の金利が上がっていること。それから日銀短観で示された企業の設備投資意欲が強い、こういったことから資金需要の強さから貸し出し増加期待がある。海外での貸し出しがメガバンクは非常に多く、海外事業が非常に好調ということが、今アメリカの金利上昇や円安がメガバンクの業績拡大に貢献する」

 4万円台は維持できるのでしょうか。

広木氏
「やっぱり今週ずっとキープするというのは難しくて、7月4日が独立記念日でアメリカはお休みですし。週末(5日)にはアメリカの雇用統計という重要な経済指標が出ます。その前には一旦、利益確定しておこうという流れになるのではないか」

(「グッド!モーニング」2024年7月3日放送分より)

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