トヨタ自動車系列の車体製造会社に公正取引委員会が下請法違反の疑いで勧告を行う方針を固めたことがわかりました。
関係者によりますと、下請法違反の疑いが持たれているのは、横浜市にあるトヨタの子会社「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」です。
遅くともおよそ2年前からタイヤのホイールやバンパーの製造に使う「金型」などを、下請けの部品メーカー50社程度に無償で保管させて、あわせて数千万円分の経費を負担させていたなどの疑いが持たれていて、公正取引委員会が近く再発防止を求める勧告を出す方針を固めたことがわかりました。
トヨタ自動車は「事実関係を確認している。子会社の法令遵守についても引き続き徹底する」とコメントしています。
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