諫早市におよそ2年後に開業が予定されている大型商業施設「ゆめタウン諫早」を巡り、商店街などからの不安の声を受けて地元の商工会議所が市に連携体制を構築するよう求める要望書を提出しました。
諫早市長野町の約19.4ヘクタールの土地に建設が計画されている「ゆめタウン諫早(仮)」は映画館などが入居する県内最大級の大型商業施設です。
市民
「さみしい感じがするから、買い物も大村とかに行っている、そういうのができたらそこに行きたい」
市民
「映画を見る、そしてショッピング、いろいろなものを」「もうたのしみですね。最高に」
大規模施設の開業に商店街をはじめ、地元の小売事業者からは不安の声があがっています。
諫早商工会議所が小売業社を対象にしたアンケートでは、回答した64社のうち半数を超える36社が「マイナスの影響を受ける」と回答しています。
この結果を受けて諫早商工会議所は、諫早市の大久保市長に要望書を提出しました。
大久保潔重 市長
「日頃から情報交換をしながらお互いが伸びていくような関係性を作るために市としてもしっかり応援をさせていただきたい」
要望では商店街の空き店舗を活用して互いの集客につながるようなイベントを開いたり、テナントの情報を共有するなど「連携体制づくりのための協議会」の設置を求めています。
諫早商工会議所 永江正澄 会頭
「少しでもWIN,WINの世界を作っていく。それが我々、商工会議所の務めである。それをぜひ市を中心に中核となっていただいて物事を進めていきたい」
「ゆめタウン諫早」は200店舗のテナントが入る予定で、2026年度に開業する予定です。
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