2027年の完成を目指し、いよいよ工事が本格化します。
県都の一等地、JR大分駅前の大分市末広町に建設されるタワーマンションの起工式が17日、行われました。
3月に公示された地価で、商業地の最高価格となった大分市末広町1丁目。
この場所で行われる再開発事業の起工式が17日、現地で行われ、関係者などが工事の安全を祈願しました。
この場所に建設されるのは、タワーマンションなど2棟です。
起工式があった場所には、地上27階建てのタワーマンションが建設され、217戸の分譲住宅や飲食店などが入る予定です。
そして隣には72戸の高齢者向け分譲住宅などが入る地上14階建てのマンションが建設されます。
2棟の間には、交流広場を整備する予定で、駅と商店街をつなぐ交流拠点となることを目指しています。
――末広町一丁目地区市街地再開発組合 河野茂喜理事長
「駅を降りて、末広町1丁目を通ってほしい。中央町に人の流れができてほしい」
総事業費は194億円で、2027年中の完成を目指しています。
大型の開発が相次ぐ、JR大分駅前。
こちらの駅舎を懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。
JRおおいたシティが開業したのが、2015年の春でした。
来年には開業から10年を迎えます。
17日に起工式が行われた場所のすぐ近くには、地上19階建てで188室を備えた大型のマンションも建設されています。
また、金池町には、地上12階建てで、客室数は254室と、大分市内最大規模のホテルも建設中です。
再び、大きく姿を変えつつある県都大分市の玄関口。
商店街も含めた中心部の活性化につながるか、今後の動向が注目されます。
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