トヨタ自動車は豊田章男会長の役員報酬が、歴代で過去最高の16億2200万円だったと明らかにしました。

 トヨタが6月25日に公表した有価証券報告書によりますと、豊田会長の2023年度の役員報酬は、社長だった2022年度から6億2300万円増え、16億2200万円でした。トヨタの役員として3年連続で過去最高額を更新しました。

 また、佐藤恒治社長は、6億2300万円でした。

 トヨタでは、量産に必要な国の型式認証をめぐる不正がグループ全体で発覚していますが、既に調査結果が纏まっているダイハツや豊田自動織機の不正についてマイナス評価として今回の報酬に反映済みだということです。

 トヨタの2023年度の連結決算は、営業利益が日本企業として初めて5兆円を超えています。

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