中古書籍販売大手のブックオフグループホールディングスの子会社が運営する複数の店舗で不適切な会計などが行われた可能性があり、特別調査委員会が設置されました。

 ブックオフグループによりますと、子会社が運営する店舗で従業員が中古品の架空買い取りを行ったり、在庫を不適切に計上したりすることによって不正に現金を取得していた可能性があるということです。

 25日に外部の弁護士らによる特別調査委員会を設置し、事実関係や財務への影響額などを調べるとしています。

 このため、来月16日に予定されていた5月期決算の発表を延期することも明らかにしました。

 また、800店舗ある国内外の店舗で臨時の棚卸を行う予定としていて、店舗の臨時休業などが発生する見込みだとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。