ダイハツ工業による車両認証試験の不正問題で、国土交通省は3車種で衝突時の燃料漏れの防止基準を満たしていなかったとして、ダイハツに対してリコールを届け出るように指導しました。

 国交省によりますと、基準不適合とされたのは今年1月に特に悪質な不正が確認されたとして量産に必要な型式指定を取り消されているダイハツの「グランマックス」、ダイハツが生産するトヨタの「タウンエース」、マツダの「ボンゴ」の3車種(すべてトラックタイプ)です。

 いずれも後ろからの衝突時の燃料漏れ防止の基準を満たしていなかったとして、速やかにリコール措置を実施するよう指導したということです。

 ダイハツの不正問題を巡っては、国交省が合わせて45車種で安全性の検証などを進めてきました。

 他の車種については基準への適合が確認されたとしています。

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