トヨタ自動車が25日に公表した有価証券報告書によると、豊田章男会長の2023年度の役員報酬は、16億2200万円だった。

トヨタの歴代役員では過去最高。2022年度に社長だったときは、9億9900万円だった。

また、2023年4月に就任した佐藤恒治社長の役員報酬は6億2300万円だった。

トヨタは、役員報酬の水準や構成について、商品力や品質管理などを含む中長期的な企業価値向上に向けた取り組みを重視し、国際的な人材が確保できる報酬水準に見直したとしている。

トヨタの2023年度の連結決算は、営業利益が前年度から96.4パーセント増えて5兆3529億円となり、日本の企業として初めて5兆円を超えたほか、売上高と最終利益も過去最高だった。

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