この時期、傷まないか気になる「食パン」。おいしさを長持ちさせるプロおすすめの保存法があるって、ご存じでしたか?
■本当に最適な保存場所は?
最適な保存場所は? この記事の写真トーストにしたり、サンドイッチにしたり。朝食は食パンという人も多いのでは。そんな食パンの最適の保存場所はどこでしょうか?
常温保存街の人(50代)
「だいたい朝パンにしているので常温。部屋の中、リビング」 冷蔵保存
街の人(60代)
「冷蔵庫です。カビが生えますからね」 冷凍保存
街の人(30代)
「冷凍庫に保存します。また温めて食べたら、できたてみたいなおいしさがあるので」
常温、冷蔵、冷凍。“本当に最適な保存場所”はどこなのでしょうか?
日本トースト協会代表理事 梶田香織さん様々な喫茶店のトーストを食べ歩いて35年。日本トースト協会代表理事の梶田香織さんに教えてもらいました。
生鮮食品のように保存? 梶田さん「食パンは肉や魚と同じように生鮮食品と思っていただくのがいいんです。おいしさをできるだけ長く保存できるように大事に扱ってください」
生鮮食品のように保存する?それは常温なのか、冷蔵なのか、冷凍なのか。このなかに「本当に最適な保存方法」と「やってはいけない保存方法」があります。どれでしょう?
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■一手間加えることが重要■一手間加えることが重要
まず「やってはいけない保存方法方法」は…。
梶田さん「(家庭の)冷蔵庫内の温度帯というのは、パンの主な成分のデンプンが一番劣化しやすい温度帯なんです」 冷蔵庫は×
実は、家庭用冷蔵庫は食パンが一番劣化しやすい温度なんです。
次に「常温」は…。
梶田さん「(消費期限内での)保存上は大丈夫かと思いますけど、(時間とともに)水分がとんでパサパサになってしまいます」 常温も時間が経つと…
「常温」は時間が経つにつれ水分と香りがとんでしまうことも。ということで…。
冷凍庫がおすすめ 梶田さん「冷凍庫に保存するのがおすすめです。しかも、一手間加えてあげるのが重要。パン屋さんが焼いたおいしさをそのままキープしたい」
プロがおすすめする「本当に最適な保存方法」は「冷凍」。ただ、一手間加えることが重要なんです。
ラップに包む さらにアルミホイルで包む 梶田さん「まず1枚1枚面倒でもラップに包みます。さらにアルミホイルでも1枚1枚包みます。ラップだけだと水分とか香りが出入りするものがある。アルミホイルは水分も香りもシャットアウト。熱伝導率が高いので早く冷凍できますよね」
さらに。
冷凍用保存袋に入れる 梶田さん「冷凍庫のにおいを入れたくないので冷凍用保存袋に入れます。1カ月くらいたってもおいしい」 さらに急速冷凍
食パンのおいしさをもっとキープしたいという人は、冷凍保存する際、アルミトレイにのせるといいそうです。さらに急速冷凍でき、一段とおいしさを保てるそうです。
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