福島第一原子力発電所6号機で発生した停電は、電気を送る経路でショートが発生したことが原因とみられることが分かった。
福島第一原子力発電所の6号機では、6月18日、施設の一部で停電が発生し、使用済み燃料プールの冷却が10時間停止するトラブルが発生した。停電とほぼ同じタイミングで、6号機の「タービン建屋」の地下で火事が発生していて、電気を流すための設備の一部が焦げて溶けていた。電気がショートし燃えた可能性があり、東京電力は停電の原因とみて、詳しい状況を引き続き調べている。
使用済み燃料プールの温度は冷却が止まっていた間に1.5℃上昇したが、東京電力は安全性や周辺の環境に影響はなかったとしている。
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