新潟県糸魚川市で自動車修理などを行う小林自動車が新潟地裁高田支部から破産開始決定を受けたことが分かりました。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、小林自動車は1969年11月に創業、1998年7月に法人化した事業体で、自動車板金塗装・修理、自動車・自動車部品販売、中古自動車販売を手掛け、自動車ディーラーや個人向けに販路を形成し、2013年5月期には3700万円の売上高を計上していました。
しかし、競争激化や人口減少などにより、2023年5月期の売上高は2000万円まで減少していました。
販売不振による収益低迷で、資金繰りも厳しさを増し、2023年10月末には1回目の資金ショートを起こして事業を停止していました。
以後も立て直しは困難との判断から今回の事態に至りました。負債総額は約5000万円に上るとみられています。
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