再び円安が進んでいます。先ほど円相場は1ドル=159円台をつけ、およそ2か月ぶりの円安水準となりました。

東京外国為替市場で円売りが進んでいます。円相場は先ほど1ドル=159円台まで円安が進み、政府・日銀が為替介入に踏み切った4月末以来、およそ2か月ぶりの円安水準となりました。

市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRBの利下げの時期が遅れるとの見方が根強く、円安の最大の要因の一つとなっている「日米の金利差は当面縮まらない」との観測が広がり、円売り・ドル買いにつながりました。

財務省 神田財務官
「過度な変動があれば適切に対応する方針は変わらない」

財務省の神田財務官はけさ、このように述べて、改めて市場をけん制しました。

円売り圧力が弱まらないなか、政府と市場の神経戦が続いています。

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