家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる5月の全国の消費者物価指数は、去年より2.5%上昇しました。電気代の上昇で伸び率は3か月ぶりに拡大しました。

総務省が発表した5月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合が107.5で、去年の5月と比べて2.5%上昇しました。上昇幅は前の月よりも0.3ポイント増加し、3か月ぶりに拡大しました。

特に、電気代は再生可能エネルギー普及のため、国が電気代に上乗せしている賦課金が値上がりしたことから、14.7%と大幅に上昇。

これまで、政府の電気・ガス補助金により、マイナスが続いていましたが、1年4か月ぶりに上昇に転じました。

また、歴史的な円安や原材料高の影響で、▼果実ジュースが28.5%、▼調理カレーが15.8%上昇したほか、宿泊料が14.7%上がるなどサービス価格の上昇も続きました。

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