一部区間で運休が続くJR米坂線について、NPOや商工会などでつくる団体が早期復旧を求める署名をJRに提出した。あわせて、荒廃する沿線の環境美化なども要望した。

JR東日本に署名を提出したのは、沿線自治体の商工会やNPOなどでつくる「JR米坂線開業100周年記念事業実行委員会」。
早期復旧を求める署名は、2023年6月から2024年3月末までに集めた約1万人分で、「JRによる鉄道での復旧」をあらためて要望した。
加えて、雑草などによる景観の悪化の改善、さらに米坂線の利用促進に向けた事業を展開するために駅や周辺施設の利用を求める要望書も提出した。

(JR米坂線開業100周年記念事業実行委員会・江本一男事務局長)
「米坂線があることに満足して、残すことに私達は努力してきたのか? だから今回は利活用促進に焦点を当てて頑張っていきたいとJRに話をした」

この団体では今後も署名活動を続けるとともに、8月上旬をめどに国土交通大臣宛てにも約1万人分の署名の提出を予定している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。