来年開催される大阪・関西万博の目玉のひとつ「空飛ぶクルマ」。

運航事業者の「SkyDrive(スカイドライブ社)」が万博での運航について、客を乗せないデモフライトを目指す方針を明らかにしました。


■万博で『客を乗せて運航』目指す知事

来年の大阪・関西万博の目玉のひとつ「空飛ぶクルマ」。
日本航空や「スカイドライブ社」などの4グループが運航事業者に決定していて、大阪府の吉村洋文知事は、客を乗せて運航する「商用運航」を目指したいとしていました。

■「スカイドライブ」は万博で客乗せず

しかし、「スカイドライブ社」は14日、万博での「空飛ぶクルマ」の運航について客を乗せないデモフライトとする方針を明らかにしました。

現在、国は機体の安全性を認めるかどうかの「型式証明」の審査を行っていますが、スカイドライブ社はコストなどを踏まえた結果、万博期間中は「デモフライト」とするのが最適だと判断したと説明しています。

スカイドライブ社は2026年以降に「型式証明」を取得したあと、商用運航を始めたいとしています。

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