キリンホールディングスが、健康食品事業の拡大に向け、ファンケルを完全子会社化する。

キリンHD・吉村透留取締役常務執行役員:
長期的には5000億円まで事業を成長させることを目指します。

キリンホールディングスは14日午後、化粧品やサプリメントなどの健康食品を展開する「ファンケル」に対し、株式公開買い付けを行い、年内にも完全子会社化すると発表した。

キリンは2019年にファンケルと資本業務提携を結んでいて、株式の約33%を保有している。

キリンは2023年8月に健康食品を手がけるオーストラリアの企業を買収するなど健康関連の事業を強化していて、今回の完全子会社化で食品と医薬品を融合させたヘルスサイエンス事業を加速させる狙い。

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