■「2億」の大規模トイレ 高額と指摘

来年開催される大阪・関西万博で「2億円トイレ」として話題に上がり、建設業者が決まっていなかったトイレ整備事業について、3回目の入札で落札されたことが分かりました。

大阪・関西万博では、40カ所の公衆トイレのうち8カ所に、若手建築家が設計するデザイナーズトイレが設置される計画で、このうち一部の大規模なトイレの設備費用が2億円と高額であることが指摘されていました。

■3回目の入札でおよそ1億5000万円に

博覧会協会によると、このトイレは去年7月とことし2月に工事の入札を行いましたが、二回とも不成立となり、デザインは変えずに延べ床面積を縮小し、便器の数も減らして予定価格をおよそ2000万円ほど引き下げて3回目の入札を実施したところ、大阪市内の建設業者が1億5372万円(税抜)で落札したということです。

トイレは、万博閉幕後、公園などで再利用されることが予定されています。

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