IGRいわて銀河鉄道(岩手県盛岡市)の2023年度の決算は2億1千万円あまりの黒字となりました。黒字は5年ぶりです。

これは6月13日のIGRの取締役会で報告されました。
それによりますと、2023年度は新型コロナウイルスの5類移行で観光客が増えるなど旅客収入が前の年度から約7500万円増加しました。

これに伴い営業収入は前年度より1億1千万円ほど多い約40億5千万円でした。

一方電力料金の高止まりなどで営業費も前年度より増え営業損益は3億6千万円あまりの赤字でした。

県や沿線自治体からの補助金を加えた経常損益も5千万円近い赤字でしたが、前年度の大雨災害などによる損失が大幅に減少したため、当期損益は2億1千万円余りの黒字になりました。

黒字となるのは2018年度以来5年ぶりです。

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