東南アジアで食品の販売や飲食業などに携わる日本人バイヤー3人が、6月10日から3日間の日程で岩手県内を訪れています。
この地域での県産品の販路拡大へ、県に招かれた3人は10日、大槌町の水産加工工場などを視察・商談しました。

県内を訪れているのは、マレーシアとシンガポールで日本の食材を販売している会社のバイヤーなど3人です。

3人は東南アジアでの県産品の販路拡大を目的に県が招いたもので、10日から3日間の日程で水産加工会社や酒造会社など6つの企業を訪れます。

このうち大槌町の水産加工工場では、施設内の衛生管理や食品の加工方法などについて工場の担当者から説明を受けていました。

バイヤーによりますと、最近東南アジアでは富裕層以外の一般の人にも日本食の文化が広がり、日本の食材の需要が高まっているということです。

マレーシアの日本食輸入卸会社 前田崇営業部長
「ホタテやウニは時期になると岩手産も入ってくる。その他は岩手と結びつきがないので、それを探してもっと広めたい」

3人は11日盛岡市で開かれる、県内約100の企業などが出展する「いわて食の大商談会」に参加する予定です。

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