教員のなり手不足が深刻化する中、県教育委員会は5月、初めて教員を目指す学生と
意見交換会を開きました。
意見交換会に参加したのは長崎大学教育学部の3年生10人です。
長時間労働や精神的な負担、保護者への対応などから教員のなり手不足は深刻化していて、2025年度の教員採用試験の志願者数は1000人を下回っています。
県教委は教職を目指す学生に仕事に対するイメージや不安、改善してほしいと思うことを語ってほしいと促しました。
(教職のイメージは?)
「ブラックと思っていた」「大変という人もいればやりがいのある仕事という人も」
中には、教員にはならないと決めている、まだ迷っているという学生もいましたが、大半は「先生になりたい」と、小学校の教科担任制や、部活の地域移行が進んでいないように感じるなど、改善してほしい点を伝えていました。
県教委はこれから教職を目指す人材にとって魅力ある職場にするため、こうした意見をもとに夏ごろに 学生に対するアンケート調査を行う方針です。
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