自動車などの量産に必要な型式指定の申請を巡る大手メーカー5社の不正を受け、国土交通省が本田技研工業の立ち入り検査を始めました。

 国交省によりますと、ホンダでは過去に生産していた22車種で、騒音試験の結果で虚偽の記載などが行われていました。

 国交省は関係者への聞き取りや試験データなどから事実関係を詳しく調べ、車両が基準に適合しているか確認します。

 新たな不正が見つかった場合は行政処分の可能性も検討します。

 今月3日に不正が明らかになって以降、国交省が立ち入り検査に入るのはトヨタ自動車、ヤマハ発動機、スズキに次いで4社目です。

 近く、マツダへの立ち入りも始まる見込みです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。