県内でサクランボ・西洋ナシなどの果樹栽培が始まってから、2025年で150周年という記念の年を迎える。そのスタートを飾るイベントが山形市で開かれた。

「さくらんぼイブニング」は、県産フルーツの魅力を活用したプロモーションを展開することで認知度向上や観光交流の拡大を図りたいと、“サクランボの日”の6日、山形市で初めて開かれた。
セレモニーでは、吉村知事が「栽培や流通など、先人の苦労があって現在のフルーツ王国山形がある」と振り返り、来年迎える150周年に向け決意を表明しました。

(吉村知事)
「ここに山形フルーツ150周年記念事業のスタートを宣言いたします」

会場には、サクランボ栽培の歴史を紹介したパネル展示のほか、県産フルーツを使用したスイーツやワインなどを販売するキッチンカーやテントも集合し、訪れた人がその味を楽しんでいた。

(県農林水産部・高橋和博次長)
「県民のみなさんには山形の果物の150周年をまず実感してほしいし、さらに県外・国外からも山形の果物の良さを知ってもらうために来県につながればいい」

「さくらんぼイブニング」は、やまぎん県民ホールイベント広場で6日午後7時30分まで開かれている。

※高橋和博次長の「高」はハシゴダカ

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